〜第一章、「水筒は飲めるか」〜
あなたは「水筒は飲める」と思いますか?
こう聞かれたら多くの人は「うーん・・・」と考えこんでしまうはずである。
実際数人にアンケートを行った結果、この質問に対して率直に答えてくれた方はいなかった。

「水筒飲も♪」と友達が言っても俺はあまり違和感を感じない。
しかし、いつも俺が「水筒飲も♪」と言うと95%くらいの確率で「えw水筒の中身なら飲めるけど水筒は飲めないよwwww」と条件反射的に返してくる人間がいる。
この話、実はブログでも一度取り上げているのだが、あれだけではつまらないと言うことで本項で取り上げることにした。


さてさて、何故そのような現象が起こるのか。
確かに賞味期限も書いてない、栄養表示もない水筒自体を飲むということは考えにくい、文法として間違ってる可能性が濃厚である。

辞書には
水筒→飲料水などを入れる容器のこと。
飲む→(主に液体を)吸い込むようにして噛まずに口から体の中に送り込むこと。
とある。

つまり「水筒を飲む」とは
「飲料水などを入れる容器を吸い込むようにして噛まずに口から体の中に送り込む」と言うことなのである。
これは斬新である。
容器のフタを開ける手間が省けるというメリットはある。
しかし普通の人間がこれをやるとまず窒息死が懸念される。
500mlのペットボトルの場合どのくらいの苦しいのかと言うと、500mlのコーラを一気のみと言ったような域ではない。
市販の一口大のお餅の大きさを縦7cm、横を4cm、厚さ1,5cmだとしたら大体これを12個ほどのどに詰まらせた状態だと想像してもらって構わないと思われる。
というかほぼ助からないと考えてもらって構わない。
(厳密に言えばお餅では例えられないのだが)
と言うか俺は1個ずつでもそんなに食べれない。(何
あんまり容器ごと飲むことはオススメ出来ない。
そんな文法的間違い、つまり落ち度を突き、俺に精神的ダメージを与えるのが目的だったと考えるのが自然である。

次に番組に送られてきたお便りを紹介する。

当番組ではメールによる「水筒は飲めるか」というアンケートを特定少数の方々に行った。
その中に興味深い意見があったので紹介したいと思う。
埼玉県在住Hさんより「それは余程頑張らないと無理だな」
→無 理 し て も 無 理 だ 。 以 上 。

しかし、それは容器をそのまま噛まずに食道に突っ込んだ場合のこと。
せめて吸収とまでは行かなくてもちゃんと消化器官めぐってトイレに流れるところまで現実にならないものだろうか。

安全に体内に送り込む事が出来そうな方法として以下の方法が挙がる。
一、極限までつぶす
一、極限まで細かくする
一、溶かす


つぶても少し無理がある、完全な球体ならいざしらず、どんな舌の技術を持ってしても普通の脳で考えれば多少の突起は出来てしまうというもの。
つかそれさえ無理。消化器官をズタズタにして重症。 なので没。

極限まで細かくする・・・・ペットボトルはそんなに硬くない、犬歯でちまちまと噛み切って行くことなら出来そうな・・・・はい、没
だけど歯をカッターみたいに改造してみるのはどうか、舌を噛んだら大変である。
しかも相当極限まで細かくしないとやっぱり消化器官に支障がでる。没 (というか「噛まずに」と言うのが水筒を飲むの定義だったよね 12/16)

溶かす・・・。
ほう、溶かしたとき有害な物質に成らなければこれが一番消化器官にダメージを与えないで、すらぁっと体をめぐっていくことが予想される。
溶かす、というのは融点まで加熱すると言うことではない、塩が水に溶けるように(←訂正:12/3)チョコとガムの化学反応のように溶かしたいのである。
ペットボトルの成分であるポリエチレンテレフタラー(以下PET)の融点は264度、人体内でその温度は発生しない。(はず)
貴方は体温計の目盛りが42℃までしかない理由をご存じだろうか。
水筒の中身にペットボトルを熱で融解させる仕掛けがあったとしても口元だろうが食道だろうがまず火傷をする。
なので溶媒でもみつけてPETを溶かしてやろうと企んだ。
全てを見て回ったわけではないので正確な事は言えないが、インターネットで検索した結果やはり溶媒とともに加熱、あるいはレンジでチンする必要があるらしい。なので基本的に没である。
そして水筒の中にそんな溶媒とかなんとか入れてたらそれは「飲料水などを入れる容器」という定義から外れてしm・・・あれ。
「など」?ってことはありなのか、細工するのは。

しかしそれではわざわざ水筒自体を飲む必要がない。
あんた、水分補給が目的じゃなかったのか?
あんた、フタを開ける手間を省くのが目的じゃないのか?!

こんな質問がありませんでした。
Q、ガソリンで溶けるんじゃないの?
A、確か溶けません。あるいはあんまり溶けません。あるいは少しずつしか溶けません。っていうかあれだ、ガソリンは飲めない。

それ答えに成ってないぞ。

と言うわけでペットボトルは飲めません。食べれません。つーか食べようとか考えるな。

さて、金属のタイプの水筒はどうでsy(うわやめろなにをするはなs・・!





〜第一章、「水筒は飲めるか」 完 〜




挫折ではない、こういう終わり方なのである。
by Azire

PS、書き終わって気づいたけど多分ペットボトルを何かで溶かして500mlほど飲んじゃったらおそらく確実に人体に有害な影響を与えると思う。 ほら、溶媒は水酸化ナトリウムとかアルコールとからしいし。溶けてなにが出来るかわからないし。


作成時間:14時間くらい。